
どうも
駿介です。
今回は『鬼速PDCA』についてまとめます。
PDCAについてさまざま記事を書いてきて、
僕自身PDCAという考えた方をもっと広めたいと思ってブログを始めました。
そう考えるようになったきっかけがこの『鬼速PDCA』でした。
成長したい人、学び続けたい人、成果を上げたい人は
ビジネスマンだろうが学生だろうが受験生だろうが全員必読の本です。
なぜ『鬼速PDCA』が必読の本なのか、
そしてどう読んで実行していけばいいのかをまとめます。
『鬼速PDCA』を読むべき人
『鬼速PDCA』を読むべき人は、
一言で言うと「成長したい人」です・
なぜならPDCA=成長だからです。
だからこそPDCAとはビジネスマンだけに当てはまる考え方ではありません。
学生もアスリートも主婦の人もすべての成長したい人に身につけて欲しい考え方です。
実際僕が塾講師の時に、『鬼速PDCA』に書いてあることを実践した結果、
飛躍的に成績が良くなった生徒がいました。
このことからもわかるように、
どんな人、どんなことにも当てはまるのがPDCAです。
そしてPDCAをわかりやすく学ぶことが出来るのが、
『鬼速PDCA』です。
『鬼速PDCA』を読むべき理由
PDCAを学ぶことが重要なのはわかったけど、
なんど『鬼速PDCA』なの?というひともいると思います。
僕はPDCAを学びたい人は『鬼速PDCA』だけを読むべきだと思っています。
その理由は2つあります。
・どの本よりもPDCAの重要性が理解できる
・めちゃくちゃ具体的だから実行しやすい
ではそれぞれの理由について詳しく説明します。
どの本よりもPDCAの重要性が理解できる
あなたはPDCAとはどういうものだと思っていますか?
この問いに答えられる人は少ない気がします。
僕もこの本を読む前は知っている気になっていました。
PDCAは大学生が知っていそうでよくわかっていないものランキング1位だと思っています(笑)。
しかし『鬼速PDCA』を読んで、PDCAとは思っていたよりもすごいものだと知りました。
他のスキルの基礎にあるのがPDCA
どんなスキルも身につけるまでには時間がかかりますよね。
その習得時間は人によって異なります。
1年たってもできない人もいれば、
3ヵ月で完璧の人もいます。
この違いの1つがPDCAです。
PDCAの力=PDCA力が高ければ高いほど、
習得時間は短くなります。
あなたはいま身につけたいと思っていることはいくつありますか?
多ければ多いほど、まずPDCA力をあげることがおすすめです。
1つですべてを解決できるのがPDCAです。
しかしPDCAの重要性を理解しても、実行出来なかったら意味がありません。
実際多くのビジネス書は読んで終わりの人が多いです。
1%が実行すればいいビジネス書とも言われるくらい、
よんで終わりにしてしまう人が多いです。
しかし『鬼速PDCA』は違います。
めちゃくちゃ具体的だから実行しやすい
とにかく『鬼速PDCA』は具体的です。
本を横に置いて、本に書いてある通りやれば誰でもできます。
細かくステップが分かれていて、
あいまいな部分は少ない本だと思います。
「いままでPDCAを回したことがない」
「PDCAを絶対に回したい」
という人は『鬼速PDCA』がおすすめです。
実際ぼくはこの本を読みながらこの1年間で何度もPDCAを回してきました。
実際にこれらのPDCAを回すことができました。
・就活
・塾講師
・英語
・卒論
・引っ越し
・ブログ
🆕仮想通過
etc…
どのくらい細かいのかは目次を見ればよくわかります。
👇👇
目次
はじめに
1章 前進するフレームワークとしてのPDCA
PDCAこそ最強のビジネススキルである
企業・リーダーの価値もPDCA力で決まる
世間が抱くPDCAの6つの誤解
1 簡単だと思っている
2 管理職向けのフレームワークだと思っている
3 失敗するのは検証(C)が甘いからだと思っている
4 課題解決のためのフレームワークだと思っている
5 改善さえすれば終わっていいと思っている
6 大きな課題のときだけ回せばいいと思っている
PDCAのスケール感を意識せよ
証券マン時代に実践した鬼速PDCA
前に進むのがどんどん楽しくなる
鶏と卵の関係にあるPDCAと自信
鬼速PDCAとは何か
1 計画(PLAN)
2 実行(DO)
3 検証(CHECK)
4 調整(ADJUST)2章 計画初級編:ギャップから導き出される「計画」
慎重さと大胆さのバランスが肝になる計画
ステップ1 ゴールを定量化する(KGIの設定)
1 期日を決める
2 定量化する
3 ゴールを適度に具体的なものにする
ステップ2 現状とのギャップを洗い出す
ステップ3 ギャップを埋める課題を考える
ステップ4 課題を優先度づけして3つに絞る
1 インパクト(効果)
2 時間
3 気軽さ
優先度づけのヒント
ステップ5 各課題をKPI化する
ステップ6 KPIを達成する解決案を考える
ステップ7 解決案を優先度づけする
ステップ8 計画を見える化する
上位PDCAを再確認する
ときに思考のリミッターを外す
鬼速クエスチョン 計画編3章 計画応用編:仮説の精度を上げる「因数分解」
PDCAの速さと深さは因数分解で決まる
因数分解のメリット
1 課題の見落としを防ぐ
2 ボトルネックの発見がしやすい
3 KPI化しやすい
4 どんなゴールでも実現可能に思えてくる
5 PDCAが速く深く回る
ポイント1 抽象度を上げてから分解する
ポイント2 5段目まで深掘りする
ポイント3 1段目だけはMECEを徹底する
ポイント4 切り方に悩んだら「プロセス」で切る
ポイント5 簡単な課題は「質 × 量」で切る
ポイント6 とにかく文字化する
ポイント7 マインドマップで鍛える
活用のヒント1 紙よりもパソコン
活用のヒント2 PDCAのフレームは忘れる
活用のヒント3 時間がないなら時間を決めて行う
活用のヒント4 気になったら分解してみる
活用のヒント5 ワクワクしながらやる4章 実行初級編:確実にやり遂げる「行動力」
解決案とDOとTODOの違い
実行できないケース1 計画自体が失敗している
実行できないケース2 タスクレベルまで落とし込まれていない
実行できないケース3 失敗することが恐い
ステップ1 解決案を「DO」に変換する
解決案が具体的か抽象的か
完結型のDOと継続型のDO
ステップ2 DOに優先順位をつけ、やることを絞る
ステップ3 DOを定量化する(「KDI」を設定する)
1 完結型のDOのKDI化
2 継続型のDOのKDI化
ステップ4 DOを「TODO」に落とし込む
ステップ5 TODOの進捗確認をしながら実行に移す
TODOを管理するコツ
おすすめのTODO管理アプリ
TODOの共有
定番のポストイットも活用
「人」に潜むリスクに気を配る
セルフトークでPDCAを促進
「終わらなくてもいい」という割り切りも重要
鬼速クエスチョン 実行編5章 実行応用編:鬼速で動くための「タイムマネジメント」
なぜ、いつのまにか忙殺されるのか?
タイムマネジメントの3大原則
「捨てる」ために既存のDOの棚卸しをする
「入れかえ」のために重要・緊急マトリクスを使う
「時間圧縮」のためにルーチンを見直す
「重要・非緊急」領域を実行する方法
1 仕組み化し、日常生活に組み込む
2 強制的に「緊急領域」に移動する6章 検証:正しい計画と実行の上に成り立つ「振り返り」
検証に失敗する2大パターン
1 検証をしない「やりっぱなし派」
2 検証しかしない「形から入る派」
ステップ1 KGIの達成率を確認する
ステップ2 KPIの達成率を確認する
ステップ3 KDIの達成率を確認する
ステップ4 できなかった要因を突き止める
KDIが計画通り推移していないとき
KPIが計画通り推移していないとき
KGIが計画通り推移していないとき
ステップ5 できた要因を突き止める
検証精度とスピードの関係
「気づき」があったらそれはC
考え抜いた結果のミスはOK
鬼速クエスチョン 検証編7章 調整:検証結果を踏まえた「改善」と「伸長」
ADJUSTの体系的理解が難しいわけ
ステップ1 検証結果を踏まえた調整案を考える
ケース1 ゴールレベルの調整が必要そうなもの
ケース2 計画の大幅な見直しが迫られるもの
ケース3 解決案・DO・TODOレベルの調整が必要そうなもの
ケース4 調整不要
ステップ2 調整案に優先順位をつけ、やることを絞る
ステップ3 次のサイクルにつなげる
検証と調整フェーズでよく起こる間違い
1 新しいものに目移りしやすい(個人)
2 間違ったものばかりに目が行く(個人・組織)
3 意見の統一がはかれない(組織)
4 課題のたらい回し(組織)
5 プロセスの可視化が不十分(組織)
鬼速クエスチョン 調整編8章 チームで実践する鬼速PDCA
PDCAを鬼速で回す必要条件
鬼速で課題解決するための「半週ミーティング」
3日ごとの前進度合いを可視化する「鬼速進捗管理シート」
知見を集積するための「なるほどシート」
非緊急領域を定着化させる「ルーチンチェックシート」
有志によるPDCAワークショップ
鬼速PDCAコーチング
鬼速クエスチョン コーチング編おわりに
付録 鬼速PDCAツール
10分間PDCA記入例出典:https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4844377493/ref=dp_toc?_encoding=UTF8&n=465392
目次を見てもらえばわかると思いますが、
・できない原因
・細かいステップ分け
この2つによって実行しやすくなっています。
ビジネス書として、ここまで「do」にこだわっている本は少ないです。
なのでとにかく成長したい、やりたいことがあるという人は、
いますぐ『鬼速PDCA』を読みながらPDCAを回すことがおすすめです。
『鬼速PDCA』を実践して思ったこと=CHECK
『鬼速PDCA』に書いてある通り振り返りはとても重要です。
なので『鬼速PDCA』を実践して1年が経った僕が、
『鬼速PDCA』の振り返りをしたいと思います。
大きくは2つあります。
👇
・誰もがやるべき
・読んだ人のうちどのくらいの人が実践したのか
誰もがやるべき(でも届いてない)
これを感じたのが、塾講師のアルバイトの時でした。
僕は個別指導塾でアルバイトをしていて、
しかも進捗管理やモチベーション管理に重きを置く塾でした。
そこで進捗管理の方法として『鬼速PDCA』に書いてあることを参考にしました。
詳しくはまた記事にしますが、
受験版『鬼速PDCA』の効果は大きかったです。
一番効果のあった高校生は、
2ヵ月で偏差値が20近く上がりました。
(10月後半45⇒12月中旬65)
そして志望校に合格しました。
この時に思ったのが、
『鬼速PDCA』の内容は誰にでも効果があるということです。
そして『鬼速PDCA』はビジネス書である以上、
高校生や大学生、主婦の方には届きづらいということです。
ビジネス書にある本を手に取る人、
ビジネス書のおすすめ本を探す人は、
やっぱりビジネスマンが大多数です。
なので内容ももちろんビジネスマンが読みやすいように書かれて、
ビジネスマン以外の人が読むとちょっと読みにくいかもしれません。
だから僕は「受験版PDCA」や「ブロガー向けPDCA」とかがあってもいいと思います。
なのでこのブログでターゲット向けのPDCAを書いていきたいと思います。
読んだ人のうちどのくらいの人が実践したのか
そして一番思ったのがこれです。
『鬼速PDCA』でも読んだほとんどの人はやってないんじゃないか
『鬼速PDCA』は2016、2017年のベストセラーですし、
10万部以上売れているすごいビジネス本です。
そして先ほども言ったように、
めちゃくちゃ具体的で実行しやすいです。
それでもやらないよねってことです。
これはもちろん僕の肌感覚です。
僕自身とても影響を受け、何度も助けられたのが『鬼速PDCA』です。
だからこそ周りにもおすすめしたり、
おすすめする前から読んでいる人も多くいました。
しかし実際にPDCAを回している人、回し続けている人はほとんどいません。
読んで見てすごいと思う
⇓
やろうと思う
⇓
計画は立てる
⇓
そこで終わり
こんな流れがとても多いです。
他のビジネス書に比べれば実行している人は多いのかもしれないですが、
それでももったいないなと思ってしまいます。
実際僕もPDCAを回すことを何度も挫折しました。
なのでPDCAを回すことを辞めてしまう気持ちもよくわかります。
『鬼速PDCA』は具体的で細かすぎるせいで、
わかりやすい反面、面倒くさいです。
すべてをしっかりやるためには時間も体力も必要です。
この辺が原因で辞めちゃう人が多いという印象です。
『鬼速PDCA』は間違いなくPDCAを学ぶのに最適な本ですが、
どんな人でもPDCAを回せるようになるかという点では足りないとも思います。
僕が『鬼速PDCA』を回し続けるために工夫したことも今度まとめたいと思いますが、
行動力の記事も参考になると思います。
どれだけ他人を巻き込んでやるかというのが1つのポイントだと思います。
そして人によってモチベーションの源は違うので、
自分はどういう時にモチベーションが高くなるのかなどの、
「自分を知っている」ということも大事です。
つまりまとめると、
『鬼速PDCA』×行動力×自己理解=最強
『鬼速PDCA』をどう使いこなすかということが重要になってきます。
まとめ
『鬼速PDCA』ももちろん完璧な本ではありません。
ターゲットや実行率にはまだまだ課題があると思います。
しかしそれでも
『鬼速PDCA』はPDCAを学ぶ教科書です。
何かを学びたいなと思っている人にとって、
ここまで気づきの多い本はないです。
なので興味がある人には心からお勧めする本です。
そしてこのブログでは、
自分が思うPDCAについての発信もどんどんやっていきたいと思っています。
なので『鬼速PDCA』を読んでよくわからないところや、
自分はこう思うということがあれば教えてください!
みんながPDCAを回せる社会が来たら僕は面白くなると思っています。
駿介